Jun09

マスター・ソムリエが造るNYワイン『エレメント・ワイナリー』

ワイナリー紹介

ニューヨークでも知る人ぞ知る存在の『Element Winery (エレメント・ワイナリー)』。 ニューヨークのワインショップですらほとんど見かけることはなく、世界No.1レストランの「Eleven Madison Park」などごく一部のNYCのトップレストランでのみオンリストされている非常に希少なワインです。

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「マスター・ソムリエとは」
このエレメントが他のワイナリーと一線を画しているのは、オーナーでありワイン・メーカーのクリストファー・ベイツ(以下:クリス)が「マスター・ソムリエ(MS)」の称号を持っていること。この資格は世界中に236人(ニューヨークには15名)しかおらず、ソムリエとしては世界最高峰の資格と言われています。MSとして世界中のワインを知り尽くしたからこそ、成長する地元のワイン産地・フィンガー・レイクスの可能性を感じ、そのテロワールを表現したワインを造りたいとの想いからワイン造りを始めました。

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「クリストファー・ベイツMSとの出会い」
当社がクリストファー・ベイツMS(以下:クリス)のワインを輸入するようになったきっかけは、NYへ出張時にワイン関係者からフィンガー・レイクスにマスター・ソムリエが造っていて、NYCのトップレストランでしか取り扱われていない希少なワインがあると紹介されたからです。たまたまマンハッタンにMSとしてワインセミナーの講師来ていたクリスにアポを取ってもらい、ホテルでまで来てくれました。スーツに身を包んだ大きな体でリュックを背負い、その中に自分の創ったエレメントのワインを沢山もって登場したクリスの姿が印象的でした。試飲をしてみた時にそのワインのクオリティの高さに驚きました。「ニューヨークにもこんなワイナリーが出来始めているんだ‼」と感動したのをよく覚えております。生産量も少なく、クリスのMSとしてのネットワークがNYCには沢山あるので、そのコネクションを通じて有名レストランにのみ販売しています。こんなワインがNYにもあるんだということを日本にも紹介したく、少量ながらも日本への輸入を始めました。

翌年、フィンガー・レイクスのElement Wineryを訪問すると、想像を遥かに超えていました。(笑)

ガレージ・ワイナリーという言葉はよく聞きますが、まさにそのもの。Google Mapを使っても何度も前を通り過ぎてしまうほど、外から見てもワイナリーとは分かりませんでした。私もニューヨークのワイナリーは沢山回っていますが、ここまで分かりにくいのは初めてでした。看板もなければ、外からワイナリーらしきものは何も見えず。中に入るとDIY感満載で、自分たちで作ったものと古い設備が所狭しと並んでいます。ニューヨークのワイナリーは比較的資金があるからか、ほとんどは洗練された洗練された設備を持っております。

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エレメント・ワイナリーで造られるワインのほとんどが100ケース前後で、年間生産量は1,000ケース程度。ブドウは契約農家から買い、ワイン醸造のみを行っています(2017年には自社畑も購入)。醸造設備の大半は古いものだが、手入れが行き届いております。そして、フィンガー・レイクスの可能性を追求するために、様々な品種のワイン造りに取り組んでおり、発酵タンクも小さなものがほとんど。

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ワイナリーでは次から次へと案内してくれ、生産量がごく僅かにも関わらずほとんどすべてのワインを試飲させてもらいました。その雰囲気はマスター・ソムリエという雰囲気は微塵も感じさせず、さながら子供が友達におもちゃを見せびらかす様な感じです(笑)。ワイン・テイスティングも信じられないくらいカジュアルな雰囲気です。クリスと話していると、この人は本当にワインが好きで、楽しんでいるんだな~というのがひしひしと伝わってきます。こんな人がこんな所でこのワインを造っているのかと知ると、ますますエレメントのワインの魅力が増してきます。

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クリスはマスター・ソムリエとしても頻繁にマンハッタンでソムリエを対象としたセミナーを行っております。そのため、ニューヨークのソムリエ達との横の繋がりも広く、NYのソムリエ達の間でも彼の造るワインのファンは多いです。同時に、ニューヨークのワイン生産者達にとっても、クリスのマスター・ソムリエとしての知識と能力はフィンガー・レイクスのワインの質の向上にも大きく貢献しております。ニューヨークのワイン業界にとって、ワイン生産者とソムリエを繋ぐ存在として今後も要注目の人物です。

日本においても現在、シャルドネとピノ・ノワールの2種類のワインをごく少量輸入しております。是非この機会にエレメントのワインをお試し下さい。
個人向け販売はこちらから。

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