Wolffer Estateメーカーズ・ディナー in 京都
1/23(火)に京都のAnother CにてWolffer Estateのワイン・メーカーズ ・ディナーを開催致しました。ニューヨーク随一の高級別荘地・ハンプトンと日本を代表する古都・京都。全く違った華やかさを持つ街の魅力を和食とワインを通して楽しむ素敵なディナーとなりました。
「Another C」オーナー富永暖シェフはニューヨーク州ロングアイランド育ち。京都とニューヨークの両方で料理人としての経験の豊富な富永シェフは京都で積極的にニューヨークワインを広めてくれているお方。ロングアイランドを代表するワイナリー「Wolffer Estate」のメーカーズディナーを開催するにはこの店以外にはありませんでした。
今回のイベントはスペースの関係もあり、ごく少人数での開催でしたが、その分は濃密な夜となりました。ワイン・メーカーのローマン・ロス氏でハンプトンにて食関係の仕事をしている友人数名も参加し、京都からの参加者も食やワイン関係の方々。せっかくなので京都らしい雰囲気を堪能してもらおうという富永シェフの驚きのサプライズ。
京都上七軒梅乃の舞妓はん「梅さな」ちゃんの登場でニューヨークからの参加者も大喜び。我々日本人でもなかなか近くで接することのない本物の舞妓さんと一緒に食事とワインを楽しめるということでより一層華やかな会となりました。生産者も自らの造ったワインを舞妓さんにサーブしてもらうという貴重な思い出は一生忘れることのない思い出でしょう。
そして肝心のWolffer Estateのワインのクオリティーにも参加者の皆さんもびっくり。ハンプトンの大西洋に囲まれた気候で造られるワインはブドウがしっかりと熟しながらもキレイな酸は残り、まさにエレガントという言葉がふさわしい味わい。本当に和食との相性も良く、新たな発見に生産者もびっくりしておりました。今や和食が大人気のニューヨークにおいても、地元ニューヨークのワインを合わせることが定番になる日も近いかも。
ニューヨークと京都は全く異なる個性を持ちながらも、本質的な部分は残しながらも常に進化を続ける街という点においては共通点があると思います。この世界有数の素晴らしい街を食とワインを通して繋げていくことを、今後も富永シェフと一緒に続けていきたいと思います。