May10

【動画あり】NYワイン&グレープ財団主催 特別セミナー 講師:森覚氏

セミナー

4月5日(月)にホテルモントレ銀座にて、ニューヨークワイン&グレープ財団主催のテイスティングセミナーが開催されました。今回は特別講師として、コンラッド東京・エグゼクティブソムリエ森覚氏をお迎えし、ニューヨークワイン8種を解説して頂きました。

このイベントは本来、2020年にニューヨークから生産者が来日してイベントを予定しておりました。しかし、新型コロナの影響で海外からの来日が不可能となり、国内でのセミナーに変更。本来なら100名規模の参加者を招待して行うべきイベントでしたが、コロナ禍での開催のために15名限定 x 2セッションという形式になりました。

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日本においても、ニューヨークワインの認知度と品質については広まってきています。今回は、日本のトップソムリエであり、日本ソムリエ教会(JSA)にて技術研究部部長を務める森覚氏に解説をお願いしました。

各セッションのテーマは以下の通り。
セッション1:『NYワインの最新トレンド』
NY州の2大ワイン産地であるフィンガー・レイクスとロングアイランドを比較
セッション2:『NY州最大のワイン産地フィンガー・レイクスを深掘』
新しい時代を担う若き生産者達のワインを徹底分析

各セッションの最初の30分を当社代表の後藤が現地の情報を説明。
残り60分で8種類のワインを森氏に解説付きでテイスティング頂きました。

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冒頭に、森氏からニューヨークワインの強みは、その地名の圧倒的知名度とイメージの良さとコメント。世界中の誰もが知っている場所であり、大都市とのギャップが面白く、意外性もある。こういった要素はサービスマンにとって、お客様とコミュニコーションを取る上で非常に大事なポイントであると説明がありました。

そして、ニューヨークワインは食事と合わせ易い。アルコール度数、糖度、力強さのバランスもちょうどよく、いまの時代の食事に合っている。これらの要素を踏まえて、ニューヨークワインはソムリエにとって、扱いに困らない可能性のある商材だとのコメントからスタート。

今回のセミナーの内容は動画でこちら↓ご覧頂けます。
セッション1: 『NYワインの最新トレンド
セッション2: NY州最大のワイン産地フィンガー・レイクスを深掘』

【試飲ワインリスト】
セッション1
1. Dr. Konstantin Frak Dry Riesling 2018
2. Hermann J. Wiemer Dry Riesling 2018
3. Dr. Konstantin Frank Salmon Run Chardonnay/Riesling 2019
4. Osmote Wine Chardonnay 2017
5. Wolffer Estate Chardonnay 2017
6. Lamoreaux Landing T23 Cabernet Franc 2017
7. Hermann J. Wiemer Cabernet Franc 2018
8. Wolffer Estate Caya Cabernet Franc 2016

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セッション2
1. Dr. Konstantin Frak Dry Riesling 2018
2. Hermann J. Wiemer Dry Riesling 2018
3. Dr. Konstantin Frank Salmon Run Chardonnay/Riesling 2019
4. Osmote Wine Chardonnay 2017
5. Heart & Hand Pinot Noir 2018
6. Element Winery Pinot Noir 2015
7. Element Winery Cabernet Franc 2013
8. Hermann J. Wiemer Cabernet Franc 2018

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日本を代表するソムリエの森氏の解説を聞き、改めてニューヨークワインのポテンシャルを感じました。これを機に、益々と日本でもニューヨークワインが広がっていくこと祈っております。

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