Dec20

ニューヨーク葡萄物語

NYのワインニュース

日本でもお馴染みの『ウェルチ』グレープジュース
そのウェルチのジュースの多くはニューヨーク州産のブドウで作られているのご存じですか?。

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そのほとんどは五大湖の一つ・エリー湖南岸にあるレイク・エリーAVA(政府認定葡萄栽培地域)で栽培されています。ここはアメリカ原産ブドウ品種のコンコードの世界最大の産地として知られ、「コンコード・グレープ・ベルト」と呼ばれるほどコンコードの栽培に集中しています。その大きな要因は、この地域に『ウェルチ』の製造工場があり、コンコードを使ってブドウジュースが作られているからです。

Lake Erie
http://www.grapediscoverycenter.com/history

エリー湖では19世紀前半からワインが造られていましたが、禁酒法の時代にジュース生産に転換。 その後は、この地に適したコンコードが広く栽培されるようになり、現在のグレープジュースの大産地へと発展しました。

よく「えっ、ニューヨークでブドウの栽培なんてしてるの??」と驚かれますが、実はニューヨーク産のブドウは意外と身近に日本でも広がっているんです。

<参考文献>
ニューヨークワイン・プロフェッショナルガイド

http://www.grapediscoverycenter.com/history

http://www.asahiinryo.co.jp/welch/history/

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