Aug17

寿司とワインとニューヨーク

NYのワインニュース

最近、ニューヨークの寿司屋では、ワインリストの充実に力を入れ始めているそうです。

とても興味深い記事を見つけたので、ご紹介させて頂きます。
『Why Sushi Restaurants Are Paying More Attention to Wine』

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簡単に要約すると以下の通りです。

1.ニューヨークの高級寿司屋さんでは、ワインリストを充実させるために、実力のあるソムリエを置き始めている。

2.最近はNYの寿司屋さんでも「おまかせ」メニューも増えてきて、飲み物くらいは気心知れたワインの方が安心出来るというお客さんもいる。

3.同じレストランでも、場所によって飲まれるタイプのワインが違う。
ミッドタウンのお店ではシャンパンやブルゴーニュの赤・白ワインといったワインが依然人気。その一方で、若者の多いダウンタウンのレストランでは、ソーヴィニヨン・ブラングリューナー・ヴェリトリーナーの他にスペイン、イタリアの白ワインが人気。

4.寿司を日本食と捉えるお客さんは日本酒(Sake)を好む傾向があるが、ハイエンドな食体験と捉えるお客さんはワインを頼む傾向にある。

5.これまでは大抵のNYのアジアレストランでは、ワインは有名ワインか、スーパーマーケットで売っているレベルのワインしか置いていなかった。

今やニューヨークにおいて、寿司は「流行」を超えて、「定番」になったと言っていいと思います。次のステップレベルとして、飲み物の充実を図るようになってきているのも当然かもしれません。

日本のお寿司屋さんではワインリストに力を入れているところはまだまだ少ないと思いますが、今後ニューヨークのトレンドが逆輸入されるようになるかもしれませんね。

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