New Yorkのおススメ・ワインスポットとして一押しなのが『Brooklyn Winery』。
その名前の通り、ブルックリンにあるんです。しかも人気のエリア、ウィリアムズ・バーグのど真ん中。
ここはある意味、多くの方がイメージするNew Yorkのワイナリーかもしれません。

2010年に設立されたばかりのこのワイナリーは、早くも地元ニューヨーカーやトレンドに敏感な若者の間で人気になっています。もともと廃墟となったクラブを改装して作られたこのワイナリー。外観はいかにもブルックリンにありそうな建物です。

しかし、建物の中はいかにもブルックリンらしく改装されたお洒落な雰囲気。

このブルックリン・ワイナリーは都心部で醸造のみを行うアーバン・ワイナリーと呼ばれるスタイルで、併設されたレストランやバーでそのほとんどのワインを販売しています。ブドウは同じNY州内のフィンガー・レイクスやロングアイランドなどのブドウ栽培地域から購入しています。

近年、ニューヨークでは地産池消の文化が定着しており、食材のみならず、ワインもローカルなものが注目を集めています。また、このブルックリン・ワイナリーの重要な意味は、都会の人達、特に若者たちにワインを身近なものに感じてもらい、ワインの楽しさを少しでも多くの人達に知ってもらおうというコンセプトです。そのため、バーの中にワインの作り方を書いたサインを掲げたり、ワイナリーツアー、ワイン・テイスティングやペアリングのクラスも定期的に行っております。

このワイナリーはインターネットのスタートアップ企業で一緒に働いていたブライアン・レベンソーとジョン・ステアーズの二人が2010年に設立。自分たちが会社内のサークル活動でワイン造りを行っていたのをきっかけに、都会でもワイン造りが出来たら楽しいし、皆ももっとワインが身近になるよねとの考えのもとに起業しました。インターネットで募集して見つけたワイン・メーカーのコナー・マコーマックの三人が中心となって運営しています。単に雰囲気のいいワインバーとしてだけでなく、三人のワインに対するパッションに加えて、若い人達の嗜好にも対応した、柔軟で丁寧なワイン造りにはすでに定評があります。

（左からコナー、ブライアン、ジョン）

また、このワイナリーのユニークな点はウェディング・パーティーの場所としても非常に人気が高いところです。ワイナリーを単にワイン醸造やテイスティング・ルームでの販売だけと捉えず、ウェディングなどのイベントも積極的に行っていくことで、ワイナリーの新しい可能性を切り開いています。

http://www.tanveerbadal.com/brooklyn-wedding-photography/wells-brooklyn-winery-wedding/

現在弊社は、ブルックリン・ワイナリーのシャルドネとノース・フォーク・ブレンド（赤）を輸入しております。
http://gotowine.jp/ourwines/brooklyn.html#chardonnay
これはブルックリン・ワイナリーとしての初めての輸出です。ワイナリーとしてはかなり独特のポジションですが、New Yorkのワイン・スタイルという意味においては非常に重要と考えております。そのことをブルックリン・ワイナリーのCEOのブライアンも理解してくれ、日本への輸出を快諾してくれました。

是非、ブルックリン・ワイナリーのワインをお試し下さい。